コンセントDIYしたいけど何を準備すればいいの?と疑問をお持ちの方。
その疑問をズバリ解決します!
コンセント増設を例に必要な作業と工具/材料について見ていきましょう!
コンセント増設の手順
コンセント増設の手順と必要な工具の関係性は以下となります。
実際の手順の詳細については別記事をご参照ください。
コンセント設置までの流れ | 必要な工具/材料 |
穴を開ける場所を決める | 鉛筆、ボールペン、埋込ボックス |
壁に穴をあける | ドライバー(ドリルで代用可)、ボードのこ |
電線を通す | 電線(Fケーブル) |
埋込ボックスを設置 | 埋込ボックス、ドライバー |
電線とコンセントの結線 (線と器具の接続) | ケーブルストリッパー、マイナスドライバー(電線取外し時のみ) |
コンセントの固定 | ドライバー |
掃除 | 掃除機 |
赤字の工具や材料はあまり聞き慣れないと思います。
これらがどのように使われるかを確認しましょう。
埋込ボックス
今回は後付ボックスと呼ばれる材料を取り扱います。
コンセント本体は、こちらの後付ボックスに設置されることを覚えておきましょう。
壁に穴をあける理由がこの後付ボックスを設置するためです。
穴の位置を決定した後、後付ボックスを壁に当て、枠に沿ってけがきます。
挟み金物(コンセントと挟み金物で壁に挟んで固定するための材料)で固定する方法もありますが、最初は穴あけのサイズがわからないと思いますので、後付ボックスを推奨します。
ボードのこ
住宅の壁の材質はほとんどの場合、石膏(せっこう)ボードです。
ボードのこは、石膏ボード用のノコギリと思って問題ありません。
後付ボックス枠をけがいた壁をこのボードのこを使用して切っていきます。
通常ののこぎりで代用可能ですが、コンセントを設置する用の穴はそこまで大きくないので思ったように作業ができず、穴が大きくなってしまったりするので推奨しません。
使い方は、カッターとほぼ同じで、カッターの刃が小さいのこぎりになったと考えて問題ありません。
両刃になっており、それぞれ、刃が粗い面と細かい面があります。
穴を開けるために切る場合は粗い面を、穴の形状を整える時は細かい面を使用するといった使い分けをします。
電線(Fケーブル)
コンセント増設時、既存コンセントから延長させるために電線を使用します。電線の種類も様々ありますが、今回紹介するFケーブルを採用しましょう。
電気工事士の技能試験時、この電線の処理練習をしたと思いますので扱いやすいと感じるはずです。
ケーブルの情報は以下となります。
項目 | 内容 |
正式名称 | VVFケーブル |
用途 | 電源線として用いられる |
太さ | 1.6mm推奨 (2.0mmだとアメリカンコンセント設置時に手間がかかる!) |
芯数 | 家の電線次第(黒白の線であれば、2芯。緑線もあれば3芯と判断してください) |
ケーブルストリッパー
電線の被覆部分を剥くために使用する工具です。
第二種電気工事士技能士試験の時、工具セットを購入された方はお持ちかと思います。
工具セットを購入しなかった場合、以下の購入を検討してみてください。
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