【電気工事時必須】電源DIYに必要な工具

必要な工具を準備していないと、ブレーカーをONにしたけどちゃんと電源が入っているかわからない。増設したコンセントに充電器を接続したけどスマホの充電ができていない。といった問題に直面することが発生してしまいます。

電気は目に見えないので当たり前ですよね。
目に見えないものを音や数字でわかるようにする工具をご紹介します。

目に見えない状態で、作業をすると感電災害が発生する可能性があり非常に危険です。
100V(普段使っているコンセントの電圧)でも重篤災害になり得るのでしっかり対策していきましょう!

電気工事関連のDIYに必要な工具

第二種電気工事士資格を取得したが、具体的にどのような工具を使用するかわからなかったり、買ってみたはいいけど、使い方や使う場面がわからないと思います。

これから紹介する2つの工具を使用すれば、コンセント関連のDIYの時、困ることはありません。

工具名用途
検電器コンセントや電線に電気が通っているかを確認する
※ブレーカー操作時、電線処理前に使用   
デジタルマルチテスター   電圧値測定
※コンセント増設後の最終確認
工具の用途

検電器

検電器にも色々な種類がありますが、以下を推奨します。
目と耳で電気の情報を教えてくれますし、暗所でもライト代わりの明るさを兼ね備えています。

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使う場面
  • 分電盤(停電した時に見に行くアレです)のブレーカーON/OFF操作時、想定しているコンセントの電源がON/OFFされているか確認するとき
  • 電線処理時、電線に電気が通っていないか確認するとき
使い方

電気が通っている場合、検電器の先端が赤色点滅してピーピー鳴動します。

  • 検電器をコンセント右側の穴に挿す。
  • 電線に検電器をあてる。

目に見えないものの状態がわかるようになるのは、安全面を考えると非常に重要です。
安全作業するには必需品と言えるでしょう。

使い方に「検電器をコンセント右側の穴に挿す」と書きましたが、稀に左側の方で反応する場合もあります。これは、新築時の電気業者が意識しないで電線を接続したことが原因です。

極性(電気のプラスとマイナスのこと)が違うことを意味しますが、普段の生活にそこまで影響はありませんが、極性が異なるとオーディオ機器の音質に影響する場合があります。音にこだわりを持つ人は注意しましょう。

デジタルマルチテスター

検電器同様、デジタルマルチテスターも色々な種類がありますが、以下を推奨します。
こちらは、「操作がシンプル」「赤黒の棒が一体化」「蓋付き」が決め手です。

主に、コンセントの電圧を測定するときに使用します。以下を覚えておきましょう。

  • コンセント電圧測定時は、「~V」に青色のつまみを合わせる
  • 赤と黒の棒はコンセントのどちらに挿しても測定可能
  • 一般住宅のコンセント電圧は100Vで、測定値は大体95~105V

コンセントを設置した後は、電圧測定を必ずしましょう。
電圧測定を怠ると、コンセントに充電器を挿しているのに充電できない等の問題が発生しかねません。

何事も確認が重要です。
電圧測定して問題ないことを目で確認しましょう!

最後に、紹介した工具両方の購入を検討されている方は、セット売りもされていますので確認してみてくださいね。

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